アイムス(IAMS)は犬、猫が幸せに長生きできるフードを作りたいと考えたポール・F・アイムスが作り出しました。
ブランド名でもあるアイムスは創設者の名前でもあります。
「最先端の栄養価はペットの健康に多大な効果を与える」というポール・F・アイムスの信念に基づき今も研究開発が行われています。
アイムス(IAMS)の製造元と歴史について
アイムスは1946年に、ポール・F・アイムスが起業したペットフードメーカーで、当時はまだめずらしかった動物性たんぱく質を主なたんぱく源にしたペットフードの販売をア950年代から開始しました。
現在ではいろんなペットフードに含まれているビートパルプが腸内環境に良いことに最初に着目したのもアイムスと言われています。
ユーカヌバもアイムス社が製造していたペットフードブランドです。
以前はユーカヌバの動物用療法食が日本でも取り扱われていましたが、2017年3月で販売終了しています。
現在、アイムスを販売しているのはアメリカにある大きな食品会社、マース「MARS」です。
それまではP&Gという日用品を扱う企業で販売されていましたが、2015年にP&Gのペットフード部門はマースに移動しました。
2016年にアイムスはうまみ成分アップ、粒サイズの変更を行い、包装袋、原材料ともに大幅なリニューアルを行っています。
それまで日本国内の動物病院で販売されていた動物用療法食はこのタイミングで販売終了になりました。
アイムス(IAMS)ドッグフードの特徴とこだわり
アイムスは1.5kg入りを約1200円程度、12kgで5000円程度で購入できることから、日常的に購入しやすい価格帯のドッグフードです。
製品としては、幅広い年齢、体調別にフードが用意されています。
スーパーやホームセンターでも販売されている事が多く、手に入りやすいブランドです。
また、1袋に入っている容量が1.2kg~12kgまで5種類あり、多頭飼育や、より割安な価格で購入したい方にも助かる大容量サイズもあります。
アイムス ペットフードのサイズ展開
1.2kg
2.6kg
5kg
8kg
12kg
最近の日本では小型犬の飼育が増えていることから、8kg以上の大袋がある製品は少なくなってきました。
アイムス製品は大袋も展開しています。
*全ての製品に大袋があるわけではありません
アイムス(IAMS)ペットフードの種類
子犬用 | |
成犬用(1歳から) | 健康維持 |
体重管理用 | |
小型犬用 | |
シニア犬用 | 7歳以上用 |
11歳以上用 | |
14歳以上用 |
特に、シニア向けのフードが7歳、11歳、14歳と細かく分けられており、高齢になるとかかりやすくなる病気や、免疫や関節など、シニアになって衰えてくる健康の維持にも配慮したフードが充実しています。
アイムス(IAMS)キャットフードの特徴とこだわり
フードは使いやすく小分けにされており、品質、風味をなるべく落とさないよう工夫がされています。
子猫用 | |
成猫用 | インドアキャット |
体重管理 | |
毛玉ケア | |
下部尿路とお口の健康維持 | |
避妊・去勢後の健康維持 | |
7歳以上用 | |
11歳以上用 |
キャットフードもドッグフード同様シニアになった猫向けのフードが多く用意されています。
注意する点として、犬用は 12kgの大容量フードがありますが、猫用ですと一番大きなサイズで5kg入りの製品です。
アイムス(IAMS)は、長く愛用されてきたフードという事もあり、愛用者も多くいるペットフードです。
2016年のパッケージリニューアルから原材料なども変更がありましたが、
・手に入りやすい
・大容量サイズがある
・シニア期の体調に考慮したフードが複数ある
・体調の変化に配慮したフードが多い
などの利点があるブランドです。
2016年のリニューアルで、酸化防止剤が天然由来のものから合成酸化防止剤(BHA,BHT)に変わりました。肉類もチキンミール、家禽ミールに変更しています。
原産国も変更しています。