ニュートロ(Nutro)は犬、猫の ペットフードを手がけるアメリカの会社で作られたフードです。
ニュートロ(Nutro)の製造元と歴史について
本社はアメリカにある大きな食品会社、マース「MARS」です。
他にも色々な種類のペットフードのブランドを所有しており、 ユーカヌバ、ペディグリー、カルカンなどのフードもマースから発売されています。
デンタルケアアイテムとして有名なグリニーズもここの商品です。
また、ペットフード以外にも様々な事業を手がけており、 人間の食べるおやつではM&Mや、スニッカーズなどもマースの商品です。
ペットケアの事業を始めたのは1935年とかなり古く、 会社としては100年以上、 ペットに関しては80年以上の歴史がある老舗の会社です。
犬や猫の研究も盛んに行われており、1965年に イギリスにウォルサム研究所ペット栄養学センターを設立しました。
世界の50カ国で愛されているフードメーカーです。
ニュートロ(Nutro)ペットフードの特徴とこだわり
ニュートロは、ミートファースト、フィッシュファーストといって原材料のしめる割合を、元々犬や猫が昔から食べていたものに忠実に再現しています。
第一主原料をアレルギーの多い牛肉を避けた、チキン、ラム、鹿肉、サーモンなどに限定しています。
アレルギーのある動物でも安心して食べる事ができるフードです。
また、原材料、製品ともに合成の酸化防止剤や、着色料、化学合成物を使っておらず、自然由来の酸化防止剤しか使用しないと断言しています。
ニュートロは3つのフードから選ぶ事ができます。
シュプレモ(Supremo) 、ワイルドレシピ(WILD RECIPE) 、ニュートロ(Nutro)
が発売されています。
それぞれの特徴を紹介します。
シュプレモ(Supremo)
自然素材同士の良いところを掛け合わせ、相乗効果を狙ったフードです。
鉄分とビタミンCを一緒に掛け合わせる事で、鉄分の吸収を良くするなど相性の良い原材料同士を研究し、ブレンドされています。
動物の体で吸収、消化しにくい植物性たんぱく質に頼らない、動物性タンパク質をメインとしたフードになっています。
草原、牧場、地中海、湖畔と4種類あり、それぞれ人間のメインディッシュに例えられるようなバリエーションの豊富さがあります。
ワイルドレシピ(WILD RECIPE)
肉食であった、オオカミの時代を再現したフードです。
チキン、ラム、鹿肉を原材料とし、高タンパクを掲げておりドライフードとウェットフードがあります。
ドライフードよりもウェットフードの方が低カロリーなため、肥満が気になる場合や、フードの食いつきがいまいちなペットにもおすすめのフードです。
食いつきが良くなった、食欲が増えたという口コミが多いようです。
ナチュラルチョイス
パッケージにもNutroと印字されており 一番多く見かけるフードではないでしょうか。
3つのカテゴリーから選べるようになっています。
プレミアムチキン・・・犬のサイズや年齢から
プロテインシリーズ・・・タンパク源別に選べ、アレルギーに配慮できる
スペシャルケア・・・避妊や去勢、減量用など体調に配慮している
ニュートロは犬や猫が本来食べていた食事を再現するという考え方のため
療法食のシリーズは出ていません。
小麦やとうもろこし、コメなどの穀物を使用していないため(グレインフリー)
穀物にアレルギーのある犬や猫の食事の候補にもなりえます。
(※食物アレルギーがある犬や猫に与える場合は事前にかかりつけの動物病院へご相談ください。)
ニュートロ(Nutro)のペットフードは素材を厳選し、アレルギーにも配慮されているナチュラルフードという事ができます。
また、ニュートロはナチュラルフード、グルテンフリーフードの中では価格帯も比較的安く、飼い主の負担にもなりにくいフードだといえます。
